首はキツイにもかかわらず袖と脚が余っているという事態に陥っています。ドンマイ、娘!
今更ですが、出産レポートを書いてみました。
なんか、やらなきゃやらなきゃと思ってたこと、年賀状も先ほど出して来ました。
ゴテゴテの年末です。
かれこれ2ヶ月前のことですが、、
37W1D 22:00
寝る前のトイレで、ペーパーで拭いたあともチョロチョロと……尿もれ?
その3日前の妊婦健診で既に子宮口が4cm開いていて、先生からは1週間以内に
(出産が)あるかもねー。と言われてまして、さらに、破水があるとしたら
低位破水で、バシャッと来るかもー。とも言われてたのですが、疑い深い38歳。まさかねー、まだでしょうー。
だってまだ37週に入ったばかりだし。
でもこのチョロチョロは無視できないね。と、1人少々混乱しました。
夫は寝たばかりで今起こして病院へ行って尿もれだったら
キレられるかなー。どーしよーかなー。
とりあえず少し寝て様子を見ることにしました。
37W2D 2:00
眠れず、携帯をいじったりしてるうちに夜中の2時。
再びトイレへ行ってみると、やっぱりチョロチョロと何か出てる。
病院へ電話をしてみると、とりあえず来てください、とのこと。
夫も睡眠は取れただろう。よし、起こそう!
3:00
病院到着。当直の看護師さんに内診と破水の検査をしてもらうと、
破水→入院が決定。子宮口は相変わらず4cm。
車に乗せてあった入院グッズを夫に取って来てもらう。
破水は高位破水と低位破水とあって、羊膜が破れる位置が違います。
位置が低いと量も多くバシャッと漏れ、高い位置だとチョロチョロと出てきます。
私は高位破水だったのでした。陣痛は無し。
モニターを着けると張りは30分に1度くらいで強さはまあまあ。
陣痛はまだ無さそうなのでとりあえず寝るように言われる。夫は一旦帰宅。
7:00
朝食後、再びモニターを装着。少しあった張りもほとんどなくなる。
まだまだかあ?
その後、モニターは2時間ほど着けっぱなしだったのですが、
張りは20分に1度くらいになったり、40分に1度に遠のいたり。
痛みは生理痛を強くした感じで、余裕で喋れる程度だったので
これはまだまだかしらね、と看護師さんとも笑あってました。
入院用のベッドが用意出来次第移りましょうと。
1度自宅に戻っていた夫も再び来院。
11:00
再びモニター装着。40分間着けたうち、2回程強い痛みあり。
肛門を押される感じというのがよく分かりました。
モニター装着中に友人宛にiPadのお絵かきアプリで赤富士を描く。
11:40
モニターが終了して看護師さんに2回強い痛みがあったことを伝えるも反応はイマイチ。
だがしかし直後から結構強い痛みがやってくる。喋ってる余裕、無し。
アプリに記録する余裕も徐々に無くなって、夫に頼む。
そうこうするうちに痛みの間隔が短くなっていき、余裕、ZE・RO〜。
様子を見に来てくれた助産師さんが慌てて内診しましょうと、夫を外へ出す。
おパンツを剥ぎ取られガッと手を入れられ、
助産師さん「子宮口全開!車椅子!」となんともかっちょ良く叫び、分娩室へ。
看護師さんがダッシュで車椅子を押してくれる中、廊下にはどなたかの
見舞いに来た人達がいて、私は痛みの中にも頭では
ノーパンなのに、寝巻きの裾がは、はだけてる〜。
ということだけを覚えてます。
13:00
そのまま分娩台へ。子宮口全開なので、さっそくいきむよう言われる。
え、どうやって?
幾度か陣痛が来ても痛みを逃してしまう私に、
「大きなウンチを出す要領で!」とアドバイスをくれる先生。
え、そうなの?
そうらしいのです。
(因みに産後助産師さんに恐ろしかったけど、私はウン◯を漏らしたのか
聞いたところ、大丈夫だったようです。意外と、出ない。)
そして、何度か陣痛の波が来ると、
脚は踏ん張って、腕は分娩台のハンドルを握って手前へ、
目はつぶらないようにして、背中を丸めて自分のヘソを見るように。
ということを6、7回くらいしたでしょうか。
会陰はメリメリと裂けているのが分かりました。
でも後戻りは出来るはずもなく。
先生や助産師さん、看護師さんにフレーフレーと
応援され、励まされ、夫は汗を拭いて水を飲ませてくれ、
会陰も切りますと言われたけど、ツーっとした痛みを感じる程度で、
そんな中、
13:30
娘、誕生。
ひゃー、凄い!
これが娘と会えた瞬間について出た言葉でした。
うっわー、本当に入ってたんだ!
しかも、か、可愛い子。うわー、そっかそっか。。
感動もソコソコに看護師さんにきれいにしてもらうため連れてかれる娘。
私の方はお腹をグイグイ押されて胎盤を出すためにもう一痛みが来て、ドゥルンと。
そのまま脚を広げたまま、膣の中のポリープを取ってもらい、
肝心の会陰を縫合してもらったのですが。
会陰の縫合、ゆうに1時間はかかったでしょうか。
あれー?中々終わらないなー。娘もすっかりきれいにしてもらって
夫も娘にかぶりついて見入ってて、私も早くみたいなー。
なんて思いつつ、1時間。先生曰く、横に斜めに縦横無尽に裂けてますと。
プロがチクチクと1時間縫い続けるって、、一体なん針になるんだ!
何十、いや、百?千⁉︎千人針?先生、私の股に1人で千人針を施してくれてるの?
どうも、股に千人針を持つ女です。
そんなわけで、無事娘を出産することが出来ました。
本陣痛が来たのが11:40と計算して、2時間弱の出産でした。
短い出産時間は股には痛かったですが、赤ちゃんにとっては楽だとのことで、
股に千人針をしてもらった甲斐がありました。
長くダラダラと書いてしまいました。
産後2ヶ月近く経ってますが、今だにボーッとしてるような気がします。
今日は夫もいて自宅で家族3人水入らずで過ごす初めての正月。
何もせず、娘を抱いたまま、ツラツラと思い出して書いてみました。
結婚10年目の大晦日、家族3人。
ずっと妊娠出来なくてヤキモキしてる期間が長かったですが、
その期間があって、今この瞬間があるのだと思うと、
これで良かったのだな。と思います。
もう子どもは諦めてしまおう、そんなやる気を失った私の元に来てくれた娘、
どうもありがとう。
確か中学3年生くらいから、私は友人と外で大晦日を過ごすようになったので
この子と一緒に紅白を見るのも、あと15回くらいしか無いのかしら、うぅ。
妊娠から出産までを綴ろうと思っていたこちらのブログ、
今回で終了しようと思います。
短い間でしたが、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
育児ブログもまた立ち上げようと思ってます。
妊娠と出産。自分の思いや力が及ばず非力さを思い知らされることの連続でした。
でもまたそれが、いい。
子育てもきっと、思い通りにいかないことの連続と思います。既にそうですが。
赤ちゃん待ちをされている方々の所へ可愛い赤ちゃんが訪れますように。
妊娠中の方々が無事に赤ちゃんと出会えますように。
どうも、ありがとうございました。
そして、良いお年をお迎えください。
どうも、ありがとうございました。
そして、良いお年をお迎えください。