2014年7月14日月曜日

ナースのおしごと

今服用中の薬は3種類。

リトドリン5mg 張り止め1錠
カロナール200g 痛み止め2錠
これらは6時間ごと、1日4回

サワシリン250mg 抗生剤1錠
毎食後、1日3回

消灯が21:30で起床が6:00、健康的だ、、。
そのため夜中と明け方に自分で起きて飲まないといけません。

初めは、21:30に飲んで、6:00まで少し空くけど、
まあいっか、くらいに考えてたところ、
看護師さん達はみなさん仕事に忠実で、
いやいや、起こしてあげるから、時間通りに飲んでと
促されました。

夜中は2時間ごとに巡回してるらしくて、
私をちょいと起こすのもおてのものだそう。
夜勤もあるし、ナースって本当大変だよなー。

そんな、お願いした初日は、よる23:00に起こしてもらって
無事に飲み終え。朝お腹の痛みで目が覚めると5:30。
あれ、起こしてくれなかったのか。忘れちゃったのかな。
なんて考えつつ飲んで。

私はiPhoneなのですが、目覚まし機能にバイブのみ、
というのが無いんですよね。
バイブに設定しても一緒に音が鳴ってしまうか、何もならないか。
起こしてもらえると助かるんだけど、そっか、忘れられるか。

自分で目覚まし機能のアプリをダウンロードして、
バイブのみの目覚ましを入手。
これで明日からは大丈夫かな、でもバイブだけで起きられるのか?

などと思っていたところ、看護師さん登場。
少し疲れた顔で、ごめんなさいね、飲めました?
と尋ねてこられたので、少し遅れたものの
大丈夫な旨を伝えると、「分娩があってねー」。
「気になってたんだけど」と。

そっかーーーー。そら大変だったわ。いいよいいよ。
夜勤して、患者さんのそれぞれのニーズにお応えして、
緊急時にも対応して。お見それしたよ。

何かちょこっと言っただけで、すぐにナース全員に伝わってたり、
忘れずに持ってきてくれたり、コールすると走って来てくれて。
やっぱり、命がかかってる現場の仕事って真剣味が違うのね。
居酒屋で言っても言っても忘れられることなんて
よくあるけど、ここではそれが無いのだね。
て、例えが悪いですすみません。。

以前怒り心党という番組を見ててナースの人が
「白衣の天使」と呼ばれるのは良いけど私生活まで
天使を要求されることに腹が立つ、なんて投稿に笑いましたが。
いやいや、こちらは職場での仕事に敬服してるんであって、
私生活が自堕落だって、いいさ。
だって、神経使う仕事だもん。








2014年7月13日日曜日

夫の愛

東京にいた時派遣先に胃を全摘した女性がいました。

私が会ったのは術後復帰した後で、初対面で私は何も考えずに
随分細い人だな、と思っておりました(失礼)。

50代の女性で子どもはおらずご主人と2人のディンクス。
仕事ぶりは、若い男性社員を何人分もこなしてそうだわ、
といったパワフルでかつ洗練された女性でした。
将来ああなりたい、、。

お昼はいつも一緒だったので、私的なこともたくさん話しました。
なかでも彼女が手術を受けた時はご主人に本当に感謝したと、
いつになく真面目にしみじみと話してたのを思い出しました。

1度ご主人にも会ったことがあって、50代なのにスリムでお洒落で、
2人は対等な関係、といった雰囲気のお似合いの夫婦でした。
不妊治療が上手く行かなくて辞めようかなと思った時は
その2人の姿が頭に浮かんで、夫婦2人でも素敵だしなーと。


で、我が家の夫はと言いますと、目指せ亭主関白!
義父は我が家に来るなりソファにゴロンと横になり、
「M子、あし!」と一言。
するとM子(義母)がつつと寄って行って義父の靴下を取り、
脚を揉み始めました。

私「………(そうか。あれが、我々の将来像なのか。)」
なんせ、私の実家の父は自分の出張の準備も後片付けも自分でして、
なおかつ休みの日は家族に食事を作る、
といった家庭で育った私には衝撃的な場面でした。
これは争うだけ無駄だなと。

なので、家のことは一切ノータッチな夫。
今回入院が決まった時に軽くパニックになりそうだったのは
どうしよう、家のことやりっ放しだ!ということ。
でもお腹の子優先にしたら、家に戻ってる場合じゃないし。
もうどうにでもなれ、と入院することにしました。

すると、なんということでしょう!

夫は、仕事がキリが良かったと言って午後に休みを取って
あらかじめ送っておいた入院に必要なものリストの通りに
私の荷物を持ってきてくれたのでした。
おう、まい。

やればデキる子なことは知ってましたが、ここまでとは。

その後、医師から説明を受けて、夫も私に負担をかけないよう
色々考えてくれてるようでした。
家では私が痛いと訴えてもさほど態度は変わらなかった夫。
やはり医師という権威の前には素直になるらしく、
私に向かって「2週間は入院してなね」とのたまわった。

その後帰ってすぐに洗濯と掃除をして、猫にご飯をあげて。
彼の予定には、妻のパンツを洗うなんてことなかったろうな。

その翌日も仕事を終えて病院に来てくれて、
洗ったパンツを持ってきてくれたり^_^;。

土曜日には私の両親が来たのですが、
駅まで迎えに行って、
その後もご飯を食べに連れて行ったり、接待。
普段なるだけ私の実家は気を遣うから行きたく無いという夫。
疲れただろうな。

色々、ありがとうね。
気遣ってくれてるの、ひっしと感じております。



入院生活

入院生活4日目、今の所順調です。








食事を撮ってみました。
器こそプラスチックで味気ないですが、味はよいです。
栄養バランスも考えられてて、自分が作ったもの以外に
美味しさを感じる私は、管理栄養士さんの愛を感じてます。

初めは不安で心細くてメソっとしてた私ですが、
三食昼寝付きのこの生活は悪くないじゃん。と
気に入り始めております。

とはいえ、ずっと同じ向きで寝てるので、
重ねた脚が打身のように痛んだりしてきたり、
床ずれって、キツイだろうなーと想像し始めたりもしたり。

なにより、白衣の天使とは言うけど、本当に天使だわ。
だって、もの凄く助かってる!ありがとう;_;
という感じです。これを20年前に経験してたら、
私は看護師を目指していただろうなぁ。

きっと、何ヶ月かここで過ごしてる人もいると思うから、
気楽に良い良い言えるものではありませんが。

でも、自宅にいるとどうしても動かずにはいられないんですよね。
筋腫が痛み出した時も、猫が隣でゲーっと吐いてるのを
放ったらかしには出来ないわけで。

切迫流産という緊急性を優先させたいので、
やっぱり入院して良かったな、と思ってます。
携帯があって、外への連絡や色々出来るから言えるのかもしれませんが。

また来週には全く違うことを言ってるかもしれませんが^_^;。



胎動

先週頃から、先生や看護師さんによく聞かれるようになりました。

早い人では16週から感じるというひともいて焦り気味の私でしたが、
昨日からこれかな?というものを感じ始めました。

不妊治療してた頃からよく自分の大便に話しかける、
なんてことをしてたものですから、慎重になってしまいます。

5cmの筋腫のせいか仰向けに寝ると痛くなるので
ここ数日は専ら横向きで寝ていたのですが、
張りの検査のために3、40分ほど仰向けになる時間があるんです。
筋腫に潰されてないかしら、なんて思いつつぼけっとしてると、
なにやら下から筋腫を押し返すようなしないような、
そんな微妙なものを感じてる次第です。

朝に夕に心拍の音を確認してもらえるのですが、
中の人は看護師さんも力強いねぇ、と言ってくれるほど元気。
私のせいで苦しいことでもあればと考えるだけで
悲しくなるので思わないようにしてますが。

いくつかメール配信のサービスに登録していて、
お腹の人の週数に合わせた情報を送ってもらってるのですが。
昨日のメールには、赤ちゃんは生きる工夫をたくさんしてると。
お腹の中で一番居心地の良い場所を探して寛いでる。
ようなメッセージでして、ホロリとしてしまいました。

本当にそうであって欲しいな。頑張れ。







子宮筋腫の変性痛

20W2D 入院4日目

一日中ググってる割には相変わらず情報弱者な私です。
今回入院した経緯ですが、子宮筋腫の変性痛により
切迫流産になっているという理由からでした。

切迫流産、早産も理由は様々あるようなので、
私のは一例としてお読みください。

今回即入院が決まったのは、痛みが子宮の張りを誘発して、
子宮頸管が短かくなっているとのこと。


先生の描いてくれた絵。赤丸が私の筋腫だそうです。

医師からの説明では、筋腫のある人は妊娠中、
子宮にいつもより栄養が行き渡るために筋腫が育ってしまうのだそうです。
そして、行き渡りすぎて、ジュクジュクになってるのだと。
ジュクジュクが、痛みの原因。
、、きっと正当な言い方があるのだとは思いますが、
医師が私向けにしてくれた説明はそのような感じでした^_^;。


私も不妊治療中に筋腫があることは指摘されていたのですが、
2cmに満たなかったのと、場所も妊娠、出産にはあまり
悪影響を及ぼさないと幾度か言われてましたので
そうなのだろうと、気にせずにきました。

数年前に10cm級の筋腫が3個ある友人の出産の話を聞きました。
彼女は当時海外に住んでいたのですが、急遽帰国して
東京の病院で何人もの見学の医師達に見守られる中
帝王切開で出産、直後に筋腫の摘出手術をしたとのことでした。

話を聞くだけで本当に大変そうでした。
なので、ポコっと、初めはベンと見まごう程度の5cmの私の筋腫は、
さほど問題では無いと、なぜか思ってしまったのですよね。
彼女に比べたらなんてことはないのだと。

おそらく、変性痛と言っても痛みはバラバラで
私は平均よりも少ない方と思います。
経験談では、気絶した、とか、出産より痛かった、
などなど壮絶な痛みを経験する人もいるそうです。
私の場合は血液検査の結果からも、少し炎症起こってるね、
という程度らしいので軽度なのだと思います。
痛みで背中が丸くなるけど、立てることは立てるし、
車の運転は無理でしたが、家からタクシーに乗り込むことは出来ました。

現在はリトドリン5mgという張り止め1錠とカロナール200g2錠を
6時間ごとに服用しています。
あとサワシリン250mgという抗生剤1錠を毎食後。
それで今の所は大分落ち着いています。
でもそれで化膿した筋腫が治まったわけではなくて
相変わらずジュクジュクしてるようなので、
安心してよいわけではないそうです。
薬だけでは痛みや張りが収まらない場合は点滴になると言われました。
痛み止めも、飲み続けると身体が慣れてしまって
くることもあるそうなので、まだまだ分かりませんが。

先生によると全ての筋腫が変性するわけではないそうです。
割合は分かりませんが、、

でも、変性することもあるので、筋腫のある人は
あまり遠出や運動はしない方が良いね、と言ってました。
変性しなくても、筋腫があると張りが出やすいので、
安定期でも安定期では無いようです。。

と、いうわけでした。

2014年7月12日土曜日

20W1D 入院中

現在入院しております。

前回腹部に出来たポコっとしたものが、ベンでは無かった!
などとアホのように喜んだのもつかの間、
翌日未明にその筋腫が変性を起こして痛みに変わりました。

腰全体を掴まれるような痛みで明け方に目が覚め、
それからは子宮がキューっと張り、筋腫と思われる部分は
触るだけで激痛が走るようになりました。

分娩予定の病院に電話してタクシーで向かうとすぐに見てもらうことが出来、
張り止めを処方してもらって帰ったのですが、
翌日も痛みが収まるどころか酷くなる一方。
また病院に行くと、前日より子宮頸管の長さが
短かくなってるということで即入院と相成りました。

今は入院3日目で、痛み止めと張り止めで収まって来ました。
でもトイレと洗面以外は絶対安静でベッドの上から動けません。
子宮頸管は19週の時点では5、6センチあっても良いらしいのですが、
私はおそらく痛みが原因で短かくなり、入院した時は2.8センチ
くらいと言われました。

痛みが引いた今はベッドの上で検索魔と化してるわけですが、
2.8センチでも自宅安静の人もいたり、医師の判断はそれぞれなようです。
でも私の先生には2.5センチをきったら、更に、専門の大きな病院に
移すよ、と言われています。


今回分娩を予定しているのはNICUを完備している
総合病院なのですが、ここに決めて良かったと痛感しています。
当初は個人の、キレイで食事が美味しいと好評で
エステなんかも付いてる病院もいいよねーと眺めてたのですが、
高齢ということもあって、何かあった時のために、と思い
今の病院を選んだのですが、実際に、何かあったよ(°_°)、、、

今は大部屋にいるのですが、周りはもう妊娠後期の人達で、
私とは検査も大分違います。

点滴受けたり、トイレにも行けなかったり、私よりも大変な様子なんだけど、
でも、もし万が一赤ちゃんが出て来てしまっても、
私の子と違ってその子達はもう生きていける力が
あるんだな、と思うと、卑屈になってしまいました。

入院当初はそんなことを思って乙女のようにメランコリックに
なってたのですが、でももう自分に出来ることをやるしかないな、と、いざ鎌倉!
とばかりにグータラしております。
夫にものび太のようだと常々言われてましたので、
その能力を存分に発揮したいと思ってます!


筋腫は全てが変性して痛みに変わるわけではなく、
それぞれなようです。
私も今は検索魔で同じような症状の方の経験談を
たくさん読み漁っているので、私もここに残しておこうと思ってます。

2014年7月8日火曜日

19W4D 健康診断と妊婦検診

今日は健康診断へ行って来ました。

あらかじめクリニックの先生に聞いてみると、レントゲン以外はやっても大丈夫、とのことだったので
胸部X線(肺)と胃部X線とマンモグラフィー(乳房)の検査はせず、それ以外をやりました。
あと、子宮頸がんも、つい最近妊婦健診で行ったばかりなのでスルー。内診を回避^^v。
身長、体重、視力、聴覚、血液検査、乳房エコーと触診。くらいでしょうか。
おかげでいつもよりぐっと早く終わって、お昼にありつけました。

夏場の健康診断は、朝から禁飲食でしんどいですよね。
食べなくてもなんとかなるけど、何も飲まないって、、、死ぬよ。
今回はお腹の中の人のためにも、水を飲まないのは厳しいなーーと。
血糖値の検査があるから食べものはだめだけど、胃部X線を受けないので、
水は大丈夫だろう、と、勝手に水分は摂ってました。

その後自宅に戻って録りためたテレビ番組や映画をソファーで寝そべって見ていると、
なにやらお腹のグリグリが大きくなってることに気づきました。そう、ベンです。


あれ?でかいな。
そして、仰向けになるとポコンと、皮膚のしたにピンポン玉が入っているような感じで
子宮を圧迫して痛いし。
どうしよう、ベンが、へその緒を潰してたりしたら・・・。

不安が不安を呼び、どうしよう、私のベンが、子どもの健康を害していたら、、と
居ても立ってもいられなくなりました。
20W0Dの妊婦健診までまだ3日ほどあったけど、3日経ったら命取りになるかもしれない!
思い詰めて、すぐにクリニックに向かいました。


結果は、、ベンでは無かったようです。筋腫でした。
不妊治療中から小さな筋腫があるとはよく指摘されていたのですが、妊娠と出産には
悪影響でない位置だから大丈夫と言われていたのでそのままにしていたのです。

妊娠すると、筋腫は元気になって成長するらしくて、私のその筋腫は現在直径5cmになりました。
先生に言わせると子どもや出産には影響しない大きさらしいので、ひとまず安心しました。
でも、やっぱり触ると少し痛いし、益々大きくなったら、それでも大丈夫なのかしら。


今日は妊婦健診にはまだ早いのですが、20Wにはあとすこしだから、今日やっちゃおう、
と一足早く健診ということにしてもらいました。
私の心配とは裏腹に、ニョキニョキとよく動いて見せてくれて、私はやっと安心することができました。





先日夫にお腹を触らせていたら、ポコンとした硬いところに手が触れると夫はハッとして
「これ、頭かな?」といって顔を紅潮させました。
私「・・・・・・・。なんだと思う?」
察しの良い夫はまたまたハッとして「汚ねーなっ」と言ってぱっと手を離しました。

でもでも、この一番デカイの、ベンじゃなかったー!名誉挽回です。
目立たない所で、ベンはいまだ活動中と思いますが。







2014年7月7日月曜日

19W3D 妊婦歯科検診

16週を超えたら行きたかった、歯科検診へ行って来ました。

引っ越す度に毎回悩むのは、自分に合う美容室と歯医者。
美容室は毎度、1回は失敗します。私の言わんとするところが全く伝わらない・・・。
私は髪の毛がもしゃもしゃする猫毛だので、あまりカミソリで切られるのが好きではないのです。
予めそう伝えてるつもりなのですが、どうしてもクシャクシャにしたがる美容師さんがいて、
最後、“軽く、動き”を出すためにシャーシャーされ、モシャっとセットされたりすると、
あぁぁ、伝わらなかった・・・。と美容室を後にします。 そしてネバーカムバック。

歯科は私は歯石がつきやすいので、いつもとりあえずクリーニングで予約をして、下見をします。
今回も昨年のうちに1件、下見をしに行ったのですが、HPで選んだ所の先生はなんとも弱腰。
私は積極的に治療をしてくれそうな先生が好みなので、ここはやめておこう、とネバーカムバック。

そうして新たに探したクリニックに、16週を過ぎた頃に予約の電話をしてみると、
なんと初診は3週間待ちなのでした。うーん、期待、大。
行ってみると、説明も上手だし、設備も整ってるし、日曜日も診療してるとのこと。
ここにすっかー。

気になっていた、冷たいものがしみる歯は知覚過敏だったようで、とりあえず安心しました。
歯周病が流産や早産を誘発させるというのを何かで読んで恐れていたのですが、
今日は歯石を取ってもらって、歯周ポケットも測ってもらったのですが、とりあえず大丈夫とのこと。


歯周病があると、歯周ポケットが4~5mmに深くなっていき、ひどくなると7~8mmになるとのこと。
ここで勘違いしていたのは、虫歯菌が歯周病の元になってると思っていたのですが、
そうではなく虫歯菌と歯周病菌は別物だそうで、ふたつはあまり共存はしないのだそう。
私は虫歯がたくさんあるので、歯周病にはまだあまり冒されてはいない模様です。


昨日の日曜日、夫の両親が我家を訪れました。
前回電話での妊娠報告時には「サッカー日本代表のようにならなきゃいいけど」なんて言う義父。
今回は何が出てくるんだろうと身構えておりましたが、打って変わって無難に終わりました。

あの報告からすぐに夫の実家の近くにあるお寺で戌の日に安産祈願をしてもらってくれて、
御札を持ってきてくれました。
なにやら義母が二人の息子を産んだ時、兄夫婦の二人の子の時にも行って、みんな無事に
産まれてくれたからねと。 ありがたい。

しかしいただいた御札やお守りは、なんだか説明書がついていて、義母も「めんどうなのよー」と。
注意書きには、無事に産まれた後には御札を寺に返却する際、万が一他のお寺に返せば、
それは子どもとの別れと意味する、なんてことが書かれてあってびっくり。こ、怖い・・。

それに、安産のお守りはお風呂と就寝の時以外は肌身離さず持つように、と、小さな巾着が
丁寧につけてありました。
よって、現在の私は↓こんな状態になっております。


今日は歯医者さんへ行って、助手の女の子とお腹の子について少しおしゃべりなんかしていたのですが、白いシャツの下に透ける「御守」をみつめる彼女の訝しげな視線に、私は気が気ではありませんでした。

夏だからといって、薄手の素材を着るのはやめておこう。







2014年7月4日金曜日

It's black!

19W0D。



数年前、友人のご主人が米国に転勤になって、彼女はそこで子どもを二人産んだ。
慣れない海外での生活の上に出産に子育て。
でも元々の彼女のポジティブな性格とバイタリティで、乗り切って現在は無事帰国。

当時、上の子は現地の保育園に入ったらしいのだけど、それもとても大変だったとか。
家庭では日本語だから、上の子にとっては保育園が英語デビューで、慣れるまでに
夜うなされたり、結構しんどい時期が続いたらしい。

それでも徐々に英語を覚え始めて、家の中でも英語のフレーズを話すようになった。
数字、動物の名前、野菜の名前、モノの色、etc。
そして、二人目を妊娠中に上の子とお風呂に入っていると、その子が現地の発音で言った。

"It's BLACK!"

指さした先は、彼女の乳首。
「イッツブラック!」
彼女はひるんだ。



その話を、私は他人事のようにプププっと笑って聞いていたのですが、今、しげしげと痛感します。
イッツ、ブラックだわ本当に。
さらば、私のベージュよ。

3月に東京に行った時、上の彼女とは違う、子どものいる友人と会って産後の話を聞きました。
その頃は私は妊娠に気付いてなかったのですが、参考になる話が聞けて、とても良いタイミング。
出産後は彼女も実母を頼れない事情があったことから産後入院をしたところ、
それがとても良かったと。(東京だと20万円くらいしたらしいけど、その価値はあったと力説。)
あと、母乳が出なくてそれがとても辛かったのだけど、ミルクにしてからは劇的に楽になったとも。

彼女の話は妊娠が分かった時点で早速採用、現在住んでいる所で出産して、その後は
助産院で1週間の産後ケアをしてもらう予定でいます。
今いる自治体では産後ケア入院に補助金が出るので、ここでは1泊1万円程で出来ます。

母乳に関しては何がどう大変なのか分からないので、近所にある桶谷式母乳育児相談室という
所へ行って、マタニティ相談会を開いていたのを良いことに話を聞いてみることにしました。
行ってみると、私の他に2人の参加者がいたのですが、二人共30週を超えたところ。
私は、18週だったので「ずいぶん準備が良いね!」と、驚かれてしまいました。暇なもので、、、。

驚いたことに、母乳は赤ちゃんが吸うことによって初めて出すことが出来て、しかも4時間おいて
しまうと出なくなってしまうのだとか。2、3時間おきに授乳させる必要があるのだと。
それを聞いて私の心は萎えましたが、助産師さんが続けざまにオキシトシンという母乳を出すことで
増えるホルモンが、2、3時間おきの授乳を難なくさせてくれるということも教えてくれました。

そうか。

あと、先日行った妊婦健診で助産師さんと話した際、マッサージをそろそろするようにと
言われたのですが、よく分からず出来ていません。
そのことを桶谷式の助産師さんに聞いてみると、出産前は必要ないとのこと。
出産間近、もしくは出産後からで良いのだとか。 そうか。

あと、色。ブラックのこと。
あれは、出産後、また薄くなってくれるそう。本当かっ?
なぜあのように黒くなるかというと、産まれたばかりでまだよく目の見えない赤ちゃんが
見つけやすいようにしているのだそう。そうか、、ならば、とんと黒くなってくれたまえ。
それに、あの黒丸の周りの白いポコポコ(無い人もいるらしいけど、私は、有ります!)は、
あそこから赤ちゃんだけに分かるホルモンが放出されて、赤ちゃんを惹きつけるのだそう。
マジで?すごいねっ!

なんか、野生の王国の世界。
昔よく見ていたBBCのワイルドネイチャーが私の身体で起こっていたとは!
出産て、すごいなぁ。








2014年7月1日火曜日

17W6D 母親学級

先週に、今通っているクリニックで母親学級がありました。

分娩は一番近くの総合病院でする予定なのですが、3月から3ヶ月間学校に通っていたことで、
平日の9時-5時に病院に行くことが出来なかったので、その間だけクリニックに通うことにしました。
学校は既に終了したのでそろそろ紹介状をもらって総合病院の方に転院した方が良いのですが
帽子の先生は「28週までこちらで見ますからね」と言ってくれてたので、まぁそれでも良いか。
なんて感じでズルズルと通っております。

で、母親学級の当日。
クリニックのお昼休みを利用して行っているようで、10分くらい前に着いてみると、
いつもの待合室に5人分の資料がテーブルの上にセッティングされていました。
はっ!そうか! ここは、自分と週数の近い人が集う場所。お友達を作るチャンスだのね!

・・・全く何も考えずに来た私は、自分のアホさにがっかり。
でも、そんな私の思惑とは裏腹に2時間、院長先生と栄養士さんのお話と、
試供品を少しいただいて、すんなり終了してしまったのでした。
交流会のようなものも、自己紹介のようなものも、無し。

終わったとたんみなさんバラバラと帰ってしまい、なーんだ。そんな感じじゃなかったなー。
それによく考えてみれば、分娩施設のないこのクリニックに通っている人達は、
きっと里帰り出産をするつもりなんだろうな。
と、私は次の妊婦健診まで2週間あることから、そのまま午後の診療で診てもらおうと、
午後診察のために並んでいる人の一番後ろにつきました。
すると、帰ってしまったと思っていた母親学級の生徒の1人が戻ってきて私の後ろにつきました。
二人で、いましたねー、ような雰囲気になり言葉を交わすようになると、お互い探りあい^^;

すると、予定日が1日違いで、年齢も1つ違い(私が1つ上)。
お互いにほっとした感を隠せませんでした。そして「そう見えないね。」「いやいや、そっちだって。」
と、妙齢ならではのコテコテの褒め合いをし、落ち着きました。
彼女は10年付き合った人と結婚して5年になるそうで、今回の妊娠も念願の、だそう。
私も治療してたよーと、そんな話をして、そっかーと、二人で感慨深くなっておりました。

連絡先を交換してみると、下の名前が同じで、苗字も似てて、ハハハと笑いました。
私の家のすぐ近所で午後に4時間だけ働いているということで、茶飲み友達もゲット。
結果、大収穫な母親学級でした。

でも考えてみたら、分娩する方の病院でも母親学級は行われているはずで、
そこではもう、私の入っていいけないコミュニティが完成されてしまってたら、どうしよう((((;゚Д゚))
なんて心配も、してみました。

夫にそんな話をしてみると、返事は無し。
彼は、くだらない話には返事をする気力も無いのだとか。
いいもんね。

でも、縁のある人とは自然に話せるような環境に、きっとなる!というのが30代後半の余裕です。
母親学級で知り合ったHさんにも里帰り出産を選ばなかった不安を吐露すると、
「大丈夫。年の功よ!」と励まされました。
そう、私達には、“年の功”がある!