19W0D。
数年前、友人のご主人が米国に転勤になって、彼女はそこで子どもを二人産んだ。
慣れない海外での生活の上に出産に子育て。
でも元々の彼女のポジティブな性格とバイタリティで、乗り切って現在は無事帰国。
当時、上の子は現地の保育園に入ったらしいのだけど、それもとても大変だったとか。
家庭では日本語だから、上の子にとっては保育園が英語デビューで、慣れるまでに
夜うなされたり、結構しんどい時期が続いたらしい。
それでも徐々に英語を覚え始めて、家の中でも英語のフレーズを話すようになった。
数字、動物の名前、野菜の名前、モノの色、etc。
そして、二人目を妊娠中に上の子とお風呂に入っていると、その子が現地の発音で言った。
"It's BLACK!"
指さした先は、彼女の乳首。
「イッツブラック!」
彼女はひるんだ。
その話を、私は他人事のようにプププっと笑って聞いていたのですが、今、しげしげと痛感します。
イッツ、ブラックだわ本当に。
さらば、私のベージュよ。
3月に東京に行った時、上の彼女とは違う、子どものいる友人と会って産後の話を聞きました。
その頃は私は妊娠に気付いてなかったのですが、参考になる話が聞けて、とても良いタイミング。
出産後は彼女も実母を頼れない事情があったことから産後入院をしたところ、
それがとても良かったと。(東京だと20万円くらいしたらしいけど、その価値はあったと力説。)
あと、母乳が出なくてそれがとても辛かったのだけど、ミルクにしてからは劇的に楽になったとも。
彼女の話は妊娠が分かった時点で早速採用、現在住んでいる所で出産して、その後は
助産院で1週間の産後ケアをしてもらう予定でいます。
今いる自治体では産後ケア入院に補助金が出るので、ここでは1泊1万円程で出来ます。
母乳に関しては何がどう大変なのか分からないので、近所にある桶谷式母乳育児相談室という
所へ行って、マタニティ相談会を開いていたのを良いことに話を聞いてみることにしました。
行ってみると、私の他に2人の参加者がいたのですが、二人共30週を超えたところ。
私は、18週だったので「ずいぶん準備が良いね!」と、驚かれてしまいました。暇なもので、、、。
驚いたことに、母乳は赤ちゃんが吸うことによって初めて出すことが出来て、しかも4時間おいて
しまうと出なくなってしまうのだとか。2、3時間おきに授乳させる必要があるのだと。
それを聞いて私の心は萎えましたが、助産師さんが続けざまにオキシトシンという母乳を出すことで
増えるホルモンが、2、3時間おきの授乳を難なくさせてくれるということも教えてくれました。
そうか。
あと、先日行った妊婦健診で助産師さんと話した際、マッサージをそろそろするようにと
言われたのですが、よく分からず出来ていません。
そのことを桶谷式の助産師さんに聞いてみると、出産前は必要ないとのこと。
出産間近、もしくは出産後からで良いのだとか。 そうか。
あと、色。ブラックのこと。
あれは、出産後、また薄くなってくれるそう。本当かっ?
なぜあのように黒くなるかというと、産まれたばかりでまだよく目の見えない赤ちゃんが
見つけやすいようにしているのだそう。そうか、、ならば、とんと黒くなってくれたまえ。
それに、あの黒丸の周りの白いポコポコ(無い人もいるらしいけど、私は、有ります!)は、
あそこから赤ちゃんだけに分かるホルモンが放出されて、赤ちゃんを惹きつけるのだそう。
マジで?すごいねっ!
なんか、野生の王国の世界。
昔よく見ていたBBCのワイルドネイチャーが私の身体で起こっていたとは!
出産て、すごいなぁ。
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